【FX・投資】常識という言葉の前に盲目になってはいけない。トレード理論とは何か?

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▼ 本記事の対象としている無料読者 ▼

トレード初心者でありこれから自力で学習を行おうとしている方、トレードや投資における常識という物のスタンスや捉え方がわからない方、長年表面的なトレード手法ばかりを捜し歩き根本的な問いを立ててこなかった方、商材・手法難民と経てそういったところに答えはないと気づいた方等。

※私の受講生徒さんは充分に理解出来ている(からこそ受講している)はずですので本記事に関しては特に読む必要はありません。

▼ 前置き ▼

『 当たり前を当たり前で終わらせない 』

あなたが何かを新しく試みようとする時、堅実な方であればおそらく「その」世界の常識や基礎知識から学び始める事でしょう。では我々とトレーダーが住まう相場の世界の常識や一般知識についてあなたは堅実に学んだと胸を張れるような過程を踏んでこられたでしょうか?

今回はそこにYESと言える方々を対象にもう一歩考えて頂きたく筆を取っております。尚、今回の内容は23期卒業生のレビューを読む中で掲載対象に選びました。

 

 

『 今回問いたい事 』

 

・理論とは何か?

・本来最初に説明されるべきものとは?

  ➤ ダウ理論やエリオット波動論における本来第一項目で説明が成されなければならない事は何か?

 

 

『 例えば相場の常識に当たる理論 』

誰が言い出したか知りませんが相場における常識の中には二つの有名な理論が鎮座しております。おそらくそのどちらかの理論を背景にトレードを組み立てている方が多いかと思います。

・ダウ理論

・エリオット波動論

前者についてはかつて初心者向けの内容を記事にしてありますのでそちらを参照ください。

『 謎 』

エリオット波動論とダウ理論についてネットで調べようとすると両理論が供に相場の常識であるかのような扱われ方をされている事が多々あります。つまり二つとも重要であり必要不可欠かのような形で語られる訳です。しかしながら本当にそれらの理論について学び、理解した人間が書いているのであれば決してそのような事は言わない事でしょう。

なぜならこの二つの理論は相容れない要素を含んでいるためそこに調和・共生はありえないのですから。無料で常識と題した知識を掲載しているサイトのほとんどはアフィリエイトリンクに埋もれたサイトである事がほとんどでしょう。どんな立場の方々が書いているのか?という点から察するべきです。

常識とは何なのか?という事について。

立場の明示

ちなみに私はダウ理論をベースに足りない部分を補うように理論を構築しており、対してエリオット波動論は完全に否定しています。

何かを語るなら主張や立場を明示しないのはフェアでないと思います。

 

『 理論とは何か 』

さて本題に戻りましょう。

ところで理論とは一体何でしょうか?私は理論についてこのように考えます。基準や視点を定めた中で客観的に得られた観測結果をその傾向に寄せて仕訳、仮説から前提を組立それに即して体系化した物。

もしくは公表された何らかの実験データから得られた情報を土台に仮説を立てて体系化し出力した後の傾向を選り分けストーリー化した物。基本的に相場内においては前者が中心となって語られるべきでしょう。

 

 さて今述べた中で目にとめて欲しいキーワードが【基準や視点を定めた】という部分。

とにかくチャートを見ろ!なんていう乱暴なアドバイスや回答を行う講師というのはみなさんや私が思っている以上に多いそうですが、もしそこにチャートの見方に対しての「基準や視点」を定めずに「ただ」見るという事だけを強いているのならそれは非常に不毛で意味の無い行為だと言わざるを得ません。

何の基準も無くただ漠然とチャートをいくら見ても経験則は積もりませんし、何かに気づける可能性の非常に低いと考えるべきでしょう。一定の基準や視点が定められているからそこにある事象を選り分けられる物ではないでしょうか?基準や視点がなければ状況の違い、事象の違い、判断というものは生まれません。

つまり理論という物が観測から得られる事象の傾向の選り分け作業を始りとするのなら、そのさらに始りは基準や視点を定める行為から行わなければならないはずです。

例えば相場で言えば、ジグザグ構造 ➡ MWの連続体 ➡ Nという最小ブロック ➡ Nを構成する直線 ➡ 直線を構成する点、これらに対する認識方法が定められて初めて観測は始まるはずです。

つまりまず何か理論を説明するのであれば目次の最初に書かれるべき事はその観測基準や定めた視点、相場で言えば高値・安値についての定義とその認識方法が定められているべきではないでしょうか?であるのに関わらずダウ理論、エリオット波動論を説明した理論書にはそれらの記述がされてない。どこにもないのです。

あくまで高値や安値や直線が「 認識出来た物 」として概念図上の解説から始まってしまっている。そこには理論の発生に対する矛盾が生じています。いくらそれが当たり前の理論だと教えられてもそれがチャート上で誰しもがまったく同じ環境認識を得られる基準が無いというのならその理論がそもそも機能しているのかしていないのかまったく確認しようもありません。

つまりまさしく机上の空論となってしまう訳です。

 

相場における理論というのはチャートを読み取る【文法】です。文法を理解するためには言葉を理解する必要があります。その言葉にあたるものが高値・安値なのです。そこに定義があるなら文法を展開でき、文法があるからチャートが読める情報に変わる訳です。理論とは何か?理論の発生のプロセスから考えてみてはいかがでしょうか。

 

『 本来最初に説明されるべきものとは? 』

私はいくつもの書籍を読んできたつもりですし過去、いくつかの指導も受けた経験がありますがその中で感じた一つの疑問。そしてみなさんに対する問いかけを本記事の最後に行いたいと思います。

書籍の目次第一項目に記載されるべき事はなんでしょうか?もしくは理論を指導する方が一番最初に説明すべき事はなんでしょうか?全項目までの話の中に答えはすでに置いておきましたが改めて。

 

まず理論というのは情報ですね。情報は他者に伝えるモノ、共有されるモノとして作成されるはずです。それらは言葉で綴られます。文字であれ数字であれ記号であれ、意味を含み伝えるための道具であればそれらはすべて言葉ですね。当然ながらその理論(情報)が綴られた言葉がわからなければ読みようがありません。

例えばダウ理論にしろエリオット波動論にしろそれらは図形先行べースの理論であるはずです。因果関係で言えばどの理論にしろそういった「傾向」を観測できたというのが理論形成の前にあるはずですね。で、あれば当然ながら統一された図形の認識方法がそこにはあるはずです。尚且つそれらは単一解釈されるものでなければならない訳です。

で、なければ一貫した傾向等抜き出せるわけもないのですから。ですが少なくとも私が読んだすべてのダウ理論、エリオット波動論、及び受講した投資スクールにおける各理論においてその理論の中心となるモノ。

 

例えばダウ理論やエリオット波動論であれば図形とは「波」となる訳ですが、それらの正確で単一解釈による描写方法は一切書かれていなかった。これではその理論が機能しているのかどうかどう調べればよいのかわかりません。 

再現性が無い訳ですから。

まとめましょう。まず書籍であれ指導する立場の人間であれ、その情報の読み手に最初に伝えるべきはまずどういった理論であるかという事。そしてその理論はどういった言葉で書かれているのかという事。そしてその言葉の認識はどのようにするのかという事。この三つの記載無くして理論は他社に伝えようはないのです。

 

断っておきますが読み手側はそれでは何もしなくてよいのか。これは間違いですね。例えば投資の世界における一般常識や用語、これらについて基本的な理解が無い人間が理論の主張を先に聞いたとしてもさっぱり意味がわからないでしょう。そういった一般知識や用語も共通認識を得るための言葉なのです。

その理論なり情報なりを肯定するにも否定するにも、矛盾から学ぶにしてもそれらは理解の後に生まれる物です。当たり前ですね。然るべき人が然るべきタイミングで然るべき学習を行ってこそ学習は学習として意味を成すのです。学習効率を最大化するために然るべき準備というのは受けても少なからず必要な事であると私は思います。

 

『 本記事の最後に 』

相場の世界に限らず、完全な『正解』というものが用意された世界というのは中々ないでしょう。であるのに誰が言い出したのかもわからない「常識」をただ提示された通りに、受け取って疑いもしない。自分で考えるプロセスを経ずに情報を喉元に流し込むような姿はまるで、餌をひたすら流し込まれ刈り取られるブロイラーのそれと変わりありません。

彼らの運命はただ食べられるだけに生まれ太らされ刈り取られていくだけなのです。相場で言えばまさしく養分ですね。そして彼らが私達の食生活の少ないとは言えない割合を支えている。必ず必要な存在であり、誰しもそちら側にはいたくない。であればすべき事はただその事に対して自発的に考える事です。

常識を当たり前と受け入れてはいけません。しかし常識を知らないのもいけません。知って砕いて消化して理解した上でそこにある矛盾や問題を知る事。向き合うべき問題さえ見えれば少なくとも努力するべき方向がわからないという事は無いでしょう。

その方向さえわからないままそれについていくら考えたところでそれは考えているフリにすぎない事を忘れてはなりません。高 山

 

次回 裁量とは何か?

   若しくは誰も知らないギャングリッドの使い方

   若しくはその他その時伝えたい内容

   更新日未定

 

■ 今回の記事は以上になります。高 山

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ローソク足は環境認識を得る上での「素材」としても単体から見てとれる値の情報化に関しても非常に重要なファクターとなります。そのローソク足についての理解を最初で間違えてしまうと気が遠くなる程の遠回りをする場合もあります。旧ブログでも注意喚起していましたが年間ベースで一定数の相談を頂くのでこの場にも注意を載せて置こうとします。年がら年中主張を二転三転させながら年がら年中セールスレターを送りつける精度の低い商材・講習には特にご注意を。

 

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