【FX】Pivot全種・基礎知識「 ピボットの長所と短所を踏まえてより進化したPivotへ 」


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< 本日のメニュー(目次) >

 ・Pivotとは

 ・展開されたPivotの各ラインの性質と基本的利用方法

 ・確率・統計的アプローチとは何か

 ・Pivotの種類

 ・各Pivotの計算式

 ・Pivotの長所と短所

 ・Pivotを利用した誰でも思いつきそうなありがちな戦略

 ・結果これらの手法は使えるのか?

 ・Pivotの短所に対する対策は可能なのか?

 ・無い物はつくればいい。考えればいい。

 ・Takayama sling Pivot(タカヤマ・スリングP)詳細

 

◆ Pivotとは ◆

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 Pivot = 旋回軸/中心

 直訳するとそんな意味となります。相場に置き換えて訳するなら

 中央値/中心値というような認識で良いと思います。

 相場の世界では「リアクショントレンドシステム」とも呼ばれており、

 一般的には支持抵抗線の部類に当たるという認識の指標となります。

 過去の任意の期間における価格データは未来のその任意の期間における

 価格変動の目安となるであろうと考える物。

 

 例えば前日日足の4本値からなるデータは当日日足の価格変動の基準となると考える。

 前日日足から割り出した中央値/中心値 = Pivot Point(以下PP)を

 中心に当日の価格が上下に振幅する事を想定し、そのPPを基準としてPP上下に、

 レジスタンスライン(通常R1、R2等と表記)及びサポートライン(通常S1、S2等と表記)を

 表示させ当日の値動きの予測(目安)を目的とした指標。

 基本的には確率・統計的アプローチによる指標である。

 例えばクラシックなPivotにおけるPivot Pointへの到達率はおおよそ70~80%前後であると

 いう到達率等を背景にトレードで活かす訳だがこれは到達率であって反転率では無い事に注意。

 通過した場合にもそれは到達率に含められてしまうのだから。

 尚、日足でなくとも週足・月足若しくは4時間足・1時間足等でも同様に利用可能であるが

 一般的には日足・週足を重視しているトレーダーが多いとされる。

そもそもこの固定化された期間・足へのアプローチ自体が問題である個人的に強く思うがそれは後ほど

 

 Pivotは新しい指標では無く古典的な指標の一つ。

 しかし時代の流れとともに種類・利用方法・アプローチも

 現在では様々に解釈・応用されていると感じる。

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 Pivotにはいくつか種類が存在(後ほど紹介)しますが、

 みなさんが知っている最もベーシックで古典的Pivotは、

 J.W.ワイルダー氏が考案した物となります。

 J.W.ワイルダー氏といえばテクニカル分析・ツール開発の先駆者の一人ですね。

 

◆ 展開されたPivotの各ラインの性質と基本的な利用方法 ◆

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 注意:高山式の戦略・見方・使い方とはまったく異なります。

- 参考図 -

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 ➤ 

 仮に背景や前提条件等をまったく考慮しない場合において

 展開させたPivotに対する概念は上参考図のように単純です。

 中心軸に対し上下に支持抵抗線が展開されているでけですので

 そのラインの性質に沿った売買判断がそこにはあるだけと言えます。

 

 例えば支持線に対し上から値が下りてくれば買いを支えるラインになり得るし、

 支えられずブレイクしてくる力が市場にあるなら次の区間を埋めくる動きに

 発展し得るだろうと考える事がラインの性質に従順なアプローチと言えるでしょう。

 より簡単に言ってしまえば中心軸から上下に「何か起こる可能性がある場」を

 展開しているとも言えるでしょう。

- 参考図 -

white05

 ➤ 

 仮に背景や前提条件等をまったく考慮しない場合において

 例えば上参考図のようにラインに対するアクションが

 あった場合は上記のような売買を行う事になります。

 実際にはここに各トレーダーの手法等に従って、

 前提条件や様々なアプローチを加えていく事によって

 順張り指標にも逆張り指標にもなり得ていく事になります。

 ここではまず中心軸に対してどのような性質(支持/抵抗)が

 展開しているかの概念図だけ理解して頂ければ良いかと思います。

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 ※LBOPに対しても逆向きになるだけであって認識は同様である。

 ➤

 また利用するPivotによってはR3/S3若しくはR4/S4に対し、

 HBOP(High Break Out Point)若しくはLBOP(High Break Out Point)

 と呼ぶ場合もあります。このラインの意味する所は例えば仮に、

 PPから上部に展開されたR1~R3で売りを考えていた場合、

 R3を超えてしまえば売り方を止めトレンドの発生ポイントと考える事を指します。

 

 無論、このようなトレンド発生の定義については個人的には認識点が非常に遅く、

 相場本来の構造に依存した定義で無い事やその波が担った情報を後々取り出す上でも

 非常に程度が低い認識方法であると言わざるを得ませんが

 一般的にはそのような意味合いで定義されていると

 知識の一つとして覚えておけば良いかと思います。

 言うまでもありませんが私はこのような見方・使い方は致しません。

 

◆ 確率・統計的アプローチとは何か ◆

 「 ◆ Pivotとは ◆ 」で触れた確率・統計的なアプローチについて

 どのような考え方に基づく仕掛けとなるのか少し補足しておきたいと思います。

 例えば何か前提を置いた上で日足ピボットポイント及び上下に展開される支持抵抗線への

 到達率についてデータを集めたとします。

 仮にある条件下において当日買いを検討するケースの場合、各ラインへの

 到達率反転率では無い)が以下の通りだったとします。

 PP → 75%

 S1 → 50%

 S2 → 30%

 S3 → 20%

 その際ピボットラインを含むS1~S3での買いを考えるとした場合、

 仮にS2で仕掛けたとします。STOPをS3に置くとします。

 とするとこの場合「 当日 」S3のSTOPが狩られる可能性は、

 平均して20%であるという事になります。

 言い換えると80%の確率でS3よりも上で値が引けるという事になります。

 特定条件(前提)をふまえた上で集められた統計データーから見る確率的

 優位性を背にトレードを組む事を確率/統計的アプローチと言います。

 

◆ Pivotの種類 ◆

※ Pivotの種類は意外にも多く一般的にベーシックな物を含めて5種類+@

 1.Classic Pivot

 2.Woodie Pivot

 3.Camarilla Pivot

 4.Fibonacci Pivot + Fibonacci zone

 5.Tom Demark Pivot

 @.Takayama sling Pivot ? )

 

◆ 各Pivotの計算式 ◆ ☛ 以下、始値 = O 高値 = H 安値 = L 終値 = C と表記。

 ☛ 以下、高値 - 安値 = RANGE  or R と表記。

 ☛ HBOP/LBOPとはそのラインを超えると新たなトレンド発生を意味するというのが一般的見解。

 ☛ 以下、参考図はすべて同じ場面を切り出して各計算式を当てはめています。

 ☛ 参考図はあえて比較的機能しているところを選んで作成しています。

 ☛ 精度をよく見くらべた上でで記事後半Pivotの長所・短所をお読みください。

 Classic Pivot (クラシックP)

- 参考図 -

 ➤ O = 117.002 H = 117.475 L = 116.510 C = 116.602 R = 0.965

 ➤ point Aは安値を捉えているように見える。しかしBは拡大するとラインに触れてはいない。

 ➤ O = 116.590 L = 116.239 H = 117.210 C = 116.998 R = 0.971

 ➤ A、B、Cについては捉えているように見える。

 ➤ O = 116.980 L = 116.736 H = 117.504 C = 117.365 R = 0.768

 ➤ A、Bについては拡大するとラインに触れていない。C、Dは捉えているように見える。

- 計算式 -

 R4 = PP + 3RANGE

 R3 = PP + 2RANGE               HBOP

 M5 = ( R2 + R3 ) /2

 R2 = PP + RANGE

 M4 = ( R1 + R 2 ) /2

 R1 = PP X 2 – L                             

 M3 = ( PP + R1 ) / 2                   

 PP = H + L + C  / 3        ピボット・ポイント/中心 

 M2 = ( PP + S1 ) / 2 

 S1 = PP X 2 – H

 M1 = ( S1 + S2 ) / 2

 S2 = PP – RANGE

 M0 = ( S2 + S3 ) / 2 

 S3 = PP – 2RANGE                LBOP

 S4 = PP – 3RANGE

 補足:

 M0~M5のMはMidpivotsのMである。これは中間目安とされているが

 実際にはこのラインを始点に高値/安値をつけて反転していく事もある。

 

② Woodie Pivot (ウッディP)

- 参考図 -

➤ O = 117.002 H = 117.475 L = 116.510 C = 116.602 R = 0.965

➤ Aは一時的な高値を。B、Dは押し目、Cは高値を捉えているように見えなくもない。ではこの日の安値は?

 ➤ O = 117.002 H = 117.475 L = 116.510 C = 116.602 R = 0.965

 ➤ point Aは前半の安値を捉えているように見える。Bも同様。Cはこの日の最後に高値を。

 ➤ O = 116.980 L = 116.736 H = 117.504 C = 117.365 R = 0.768

 ➤ 機能している所は無いように見えますが楽観的なPivot信者であればA、Bについて機能していると言い出すかもしれません。

 ➤ またこういった場合にだけM0~M5を持ち出す人もおられますが見方に一貫性が無いのはでは話になりません。

- 特徴 -

 Classic Pivotに比べ終値に比重を置いているのが特徴。

 Pivot Pointの計算式に注目。

- 計算式 -

 R4 = PP + 3RANGE

 R3 = PP + 2RANGE               HBOP

 M5 = ( R2 + R3 ) /2

——————————————————————————————————————————————–

 R2 = PP + RANGE

 M4 = ( R1 + R 2 ) /2

 R1 = PP X 2 – L                             

 M3 = ( PP + R1 ) / 2                   

 PP = H + L + ( 2 X C )  / 4      ピボット・ポイント/中心 

 M2 = ( PP + S1 ) / 2 

 S1 = PP X 2 – H

 M1 = ( S1 + S2 ) / 2

 S2 = PP – RANGE

——————————————————————————————————————————————–

 M0 = ( S2 + S3 ) / 2 

 S3 = PP – 2RANGE                LBOP

 S4 = PP – 3RANGE

 補足:

 Woodie Pivotの計算式については基本的にR2~PP~S2の外側(上記破線外側)についての

 価格目安が記載されてない場合が一般的であるが拡張する際はClassic Pivotと同様の式にによって

 対処されるのが海外フォーラムなどを覗くと多いと感じる。

 

③ Fibonacci Pivot (フィボナッチP)

- 参考図 -

 ➤ O = 117.002 H = 117.475 L = 116.510 C = 116.602 R = 0.965

 ➤ Aは当日安値を。B,Cは小さな角を。Eは戻り。では高値は?冷静に精度を観察・評価しつつ読み進めてください。

 ➤ O = 117.002 H = 117.475 L = 116.510 C = 116.602 R = 0.965

 ➤ A~E。この日は全体的に機能しているように見えますね。

 ➤ O = 116.980 L = 116.736 H = 117.504 C = 117.365 R = 0.768

 ➤ Aは無理がありますね。B、C、Dは機能しているように見えます。Eも甘めにみればといった感じ。

- 特徴 -

 高値、安値間から引き出すRANGEにフィボナッチ比率を乗じる所に注目。

 一般的に1、0.382、0.618刻みとされている。PPはClassicと同じ計算式。

 又ライン間における幅はclassicに比べて狭くなります。

- 計算式 -

 R4 = PP + RANGE X 1.382

 R3 = PP + RANGE X 1.00             HBOP

 M5 = ( R2 + R3 ) /2

 R2 = PP + RANGE X 0.618  

 M4 = ( R1 + R 2 ) /2

 R1 = PP + RANGE X 0.382                             

 M3 = ( PP + R1 ) / 2                   

 PP = H + L + C  / 3        ピボット・ポイント/中心 

 M2 = ( PP + S1 ) / 2 

 S1 = PP – RANGE X 0.382

 M1 = ( S1 + S2 ) / 2

 S2 = PP – RANGE X 0.618

 M0 = ( S2 + S3 ) / 2 

 S3 = PP – RANGE X 1.00              LBOP

 S4 = PP – RANGE X 1.382

 補足:

 実際にはFibonacci Pivotの場合支持抵抗線についてはR〇、S〇ではなく

 一般的にFR〇、FS〇と記載される事が多いですが他のPivotと照らし合わせ易いように

 「 F 」は省略しています。

Fibonacci zone:

 Fibonacci Pivotを発展(この表現は個人的に疑問ですが)させた物に、

 Fibonacci zone(フィボナッチ・ゾーン)分析という物があります。

 計算式はFibonacci Pivotに似ていますので違いに注意。

 考え方としては直線的な一本の支持抵抗線としてではなく、

 例えばR1~R2間を帯と捉え、ZONE、

 つまり支持抵抗線をその一帯・区間で認識する指標である。

- 参考図 -

 ➤ O = 117.002 H = 117.475 L = 116.510 C = 116.602 R = 0.965

 ➤ 青の囲い部分で機能しているように見えます。では高値はどうしてしまったのでしょうか。

- 計算式 -

 R4 = PP + RANGE X 1.382

 R3 ~ R4 → レジスタンスゾーン.2            

 R3 = PP + RANGE X 1.00       

 R2 = PP + RANGE X 0.618  

 R1 ~ R2 → レジスタンスゾーン.1            

 R1 = PP + RANGE X 0.5                     

 PP = H + L + C  / 3        ピボット・ポイント/中心 

 S1 = PP – RANGE X 0.5

 S1 ~ S2 → サポートゾーン.1               

 S2 = PP – RANGE X 0.618

 S3 = PP – RANGE X 1.00 

 S3 ~ S4 → サポートゾーン.1                                             

 S4 = PP – RANGE X 1.382

 

個人的意見:

 これが本当に発展・進化形と言えるか私は疑問です。

 冷静に考えて見ましょう。精度が高いピンポイントで機能する

 ラインであれば直線で構わないのです。その方が見やすいく判断も容易でしょう?

 でもそれをせずにわざわざゾーン(帯)で見る訳です。

 つまり帯で観なければ使い物にならない程度の精度しか無いという事です。

 これが発展と言えるのか甚だ疑問ですがついでという事でご紹介致しました。

 この点については後半に記述したPivotの長所・短所と合わせてご確認を。

 

④ Camarilla Pivot (カマリリャP)

– 参考図 –

 ➤ O = 117.002 H = 117.475 L = 116.510 C = 116.602 R = 0.965

 ➤ Aは当日安値を。Bはヒゲ抜け終値収束という形で機能しているように見える。内部はライン間が狭すぎて評価困難。

 ➤ O = 117.002 H = 117.475 L = 116.510 C = 116.602 R = 0.965 

 ➤ A、C安値は捉えているように。B枠は抑えられているように見えますが少なくともブレイクスルーによる伸びは見えませんね。

 

 ➤ O = 116.980 L = 116.736 H = 117.504 C = 117.365 R = 0.768

 ➤ Aについては支えられているように見える。Bはブレイク、Cは甘めに見てブレイク。やや無理矢理ですね。

特徴:

 各ライン間が他のPivotに比べ極端に短い事が視覚的特徴にあります。

 この理由はどちらかといえばCamarilla Pivotの場合、他のPivotに比べ

 抵抗上限/支持下限のブレイクに比重を傾けたアプローチがあるからではと感じます。

 中途半端な値動きは他のPivot同様に支持抵抗線の内側へのエントリーを

 考えつつ一定以上の動きがあった場合にはレンジブレイク(私はレンジ

 相場など存在しないという立場。詳しくは過去記事へ)で追従の判断が

 他のPivotよりクイックな事が見て取れます。計算式にも注目。

 参考記事Link ☛ 「 レンジ相場は存在しない 」

- 計算式 -

 R4 = C + RANGE X 1.1 / 2

 R3 = C + RANGE X 1.1 / 4            

 R2 = C + RANGE X 1.1 / 6

 R1 = C + RANGE X 1.1 / 12                             

 PP = H + L + C  / 3        ピボット・ポイント/中心 

 S1 = C – RANGE X 1.1 / 12

 S2 = C – RANGE X 1.1 /6

 S3 = C – RANGE X 1.1 / 4            

 S4 = C – RANGE X 1.1 / 2

 

⑤ Tom Demark Pivot(トム・デマークP)

– 参考図 –

 ➤ O = 117.002 H = 117.475 L = 116.510 C = 116.602 R = 0.965

 ➤ A、B及びEはキレイに機能しているように見える。Cは抑えられているように見えるがやや恣意的評価。Dも同等。

 ➤ O = 117.002 H = 117.475 L = 116.510 C = 116.602 R = 0.965

 ➤ Aはやや粗く、Bは抜け後のレジ⇔サポ下ヒゲ確認からの上昇がみられています。しかし高値はR1未到達。

 ➤ O = 116.980 L = 116.736 H = 117.504 C = 117.365 R = 0.768

 ➤ A枠かなり荒く抑えられているように見える人もいる?控えめにいってもこの日機能していたとは言えそうにないですね。

- 特徴 -

 デマーク指標でおなじみのトム・デマーク氏によるPivot。

 他のPivotとの最大の違いはその読み取り対象のロウソク足が

 陽線だったか陰線だったかによってPPへの計算式を変えている点でしょう。

 Woodie Pivotは終値を重視し、Demark Pivotは陽線・陰線に言及。

 このまま機能するかどうかという話は別にして個人的にこういったアプローチは

 素晴らしいと感じます。

- 計算式 -

 もし情報の抜き取り対象となるロウソク足の始値・終値が

 始値 > 終値 → 陰線の場合 → X = 2 x L + H + C

 始値 < 終値 → 陽線の場合 → X = 2 x H + L + C  

 始値 = 終値 → 同値の場合 → X = 2 x C + L + H

 R4 = PP + 3RANGE

 R3 = PP + 2RANGE               

 M5 = ( R2 + R3 ) /2

 R2 = PP + RANGE

 M4 = ( R1 + R 2 ) /2

 R1 = X / 2 – L                       

 M3 = ( PP + R1 ) / 2                   

 PP = X / 4        ピボット・ポイント/中心 

 M2 = ( PP + S1 ) / 2 

 S1 = X / 2 – H

 M1 = ( S1 + S2 ) / 2

 S2 = PP – RANGE

 M0 = ( S2 + S3 ) / 2 

 S3 = PP – 2RANGE            

補足:

 トム・デマークPにおいては基本的にS1及びR1の外側について記載がないため

 S1、R1の外側については海外フォーラム等でトム・デマークPについて語られた

 情報等を参考にclassic Pと同様の拡張を図っている方が多いという事の理由に、

 このような形の展開例を掲載している。  

 

@ Takayama sling Pivot(タカヤマ・スリングP)

- 特徴 -

 一般的なPivotの長所を残し短所に対策を立て精度を上げたオリジナルPivot。

 独自の計算式を利用している。(一般的なPivotの長所及び短所は次の章へ)

 TS Pivotの詳細は ➤ 本記事末尾にてLink掲載「 無料 」

 

◆ Pivotの長所と短所 ◆

 どのようなツールでも長所と短所が必ず存在します。

 その二つを理解する事で利便性の向上を考える際の向き合う問題が見えたり、

 その利用時における注意点が見えたりするかと思います。

・ 長所

 ①計算式に当てはめるだけなので誰もが同じラインを描ける。

 ②描きだせるタイミングと終了のタイミングが定義されている。

 ③ラインとラインの区間における幅が他のラインに比べて広い。

 

・ 短所

 ①直近の値幅に依存したラインである

 ②ターゲットが流動的

 ③ラインとしての精度が低い

 ④ターゲットに対する背景が不明瞭

 

▼ Link(作成された後activeになります)▼

CLICK「 ラインが効いた、効いてないってどういう状態? 」(未)

– ④についての参考図 –

 例えば上の図であればAとBとCに対するポジション背景(期待値)の違いが無くなくなってしまう。

  「 いやいやPivotだけでも背景はあるでしょ ? 」

 と思った方もいるかもしれません。

 後ほど後述致しますが例えば週足PPの上に日足PPがいる場合は

 週足背景にした買いしか考えないというような単純な

 背景認識を取る事も出来るかもしれません。尚且つ裁量を伴わずに。

 「 しかし 」期間だけに依存した背景というのは正確性が大きく欠けています。

 ハッキリ言ってしまえば無意味。もしくは極端に低水準。

 チャートは二次元、時間と値。その二つを含んだ一辺からなる

 「 構造 」ベースでの情報認識がなければ正確に波、背景、

 その中にある情報について取り出す事は不可能です。

 尚且つその事を証明させる客観的アプローチがなければ。

 

◆ Pivotを利用した五分で思いつきそうな戦略 ◆

※ 誰でも五分で思いつくような手法をいくつか紹介 ※

 前提①:以下の例ではClassicPivotを使用して話を進めるとする。

 前提②:基準として日足Pivotを例に話を進めるとする。

 注意:私、高山のトレード方法とはまったく違います。

(1) 前日のロウソク足の陽線/陰線どちらであるかを考慮に入れる。

 前日陽線で引けていれば上昇トレンドと判断。

 前日陰線で引けていれば下落トレンドと判断

 例えば当日に対するPivotは前日の四本値から計算される訳だが、

 前日が「 陽線 」の場合には当日は「 買い 」だけを考える。

 ➤ PP含め、S1~S3での買いを検討。

 前日が「 陰線 」の場合には当日は「 売り 」だけを考える。

 ➤ PPを含め、R1~R3での売りを検討。

- 参考 -

参考解説:

 仮に(1)のアプローチに従うとするなら、

 前日陰線のため当日はPPを含めたPP~R3での売りを検討。

 当日、PPで最初の下落。この日の高値はR1に到達せず中間目安とされているM3で

 当日最大の下落へとつながったという事にになる。

 

(2)さらに前提を加えて前々日まで考慮する。

 理屈は先程と同じだが前々日まで考慮する事で直近売り買いのバイアスを

 考慮に入れるとともにレンジ(私はレンジ否定派)的なもみ合いを避ける判断も

 組み入れたアプローチ。

 前日が「 陽線 」前々日も「 陽線 」なら「 強気の買い 」を考える。

 ➤ PP含め、S1~S3での買いを検討。

 ➤ targetは1区間。若しくは分割決済により1区間以上で利を伸ばす。

 前日が「 陰線 」前々日も「 陰線 」なら「 強気の売り 」を考える。

 ➤ PPを含め、R1~R3での売りを検討。

 ➤ targetは1区間。若しくは分割決済により1区間以上で利を伸ばす。

 前々日と前日のロウソク足が合致 「していない 」場合は「 様子見 」を考える。

- 参考 -

参考解説:

 仮に(2)のアプローチに従うとすると、

 前々日陽線 、前日陽線のため当日においてはPPを含めたPP~S3にて、

 強気の買いを検討する事のなる。

 この日の結果はPPにすら未到達、PP~R1中間目安であるM3で小さな押しをつけて

 この人高値R2まで上昇し手を出す事は出来ないという結果になる。

 

(3)先程の考えに週足等をさらに背景に加える。

 理屈は(2)の延長である。

 週足が前週が「 陽線 」前々週も「 陽線 」なら日足が、

 前日 「 陽線 」前々日「 陽線 」の時だけに絞り

 「 強気の長期保有の買い 」を検討する。

 ➤ PPを含め、R1~R3での売りを検討。

 ➤ 週足S3~PP~R3との位置・重なりも考慮

 ➤ targetは1区間。若しくは分割決済により1区間以上で利を伸ばす。

 週足が前週 「 陰線 」前々週も「 陰線 」なら日足が、

 前日「 陰線 」前々日 「 陰線 」の時だけに絞り、

 「 強気の長期保有の売り 」を検討する。

 ➤ PPを含め、R1~R3での売りを検討。

 ➤ targetは1区間。若しくは分割決済により1区間以上で利を伸ばす。

- 参考 -

参考解説:

週足前週・前々週陽線 → 日足PP~S3での強気長期保有買いの検討。

環境補足 → 週足M3、日足M3が同水準(コンフルエンス)

結果、日足PP以下に戻る事は無くコンフルエンスが見て取れる二つの時間軸における

M3を始点に上昇し、この日はノートレードとなる。

 

〇 結果これらの手法は使えるのか? ×

「 私は微塵も使おうとは思いません。」

 しかし、、

 もしあなたが何の指針も基準もなくトレードされている方であるなら、

 下手な商材を購入するよりは遥かにまともなトレードが出来るでしょう。

 数千、数万の商材を延々買うくらいならPivotの考察・研究に目を向けた方が

 時間を浪費しなくて済むかもしれません。

 無論、その時にはPivotが想定の中心とならないようにご注意ください。

 道具は中心・基準にはなりません。

 基準があって、目的がある。そこまでの認識があって道具が役割を持つのです。

 道具に使われる職人等話にならないのと同じです。

 ちなみに今回紹介したような手法(アプローチ)を

 私が利用していない、しようとも思わない理由について、

 こういった道具主体で見るアプローチは相場・チャートへの

 認識レベルが非常に低い水準であり高精度のトレードとも言えません。

 またツール自体の完成度も充分とは言えないために、ラインへの

 「 効いた・効いていない 」という状態が判別可能な方には

 非常に不満の残る「 汚い 」ラインに見えるかと思います。

 少なくとも私はこれらのツールをそのまま、若しくはこのようなアプローチで

 のトレードは検討しようとはとても思えません。

 考察対象、もしくは短所に目を向ける事で改善すべき問題を

 掘り起こすという意味では見る価値はあるでしょうが。

 なぜならコンセプトの観点からみればPivotのようなラインは

 トレーダーにとって非常に望ましいラインであると言えるからです。

 なぜなら相場の情報を素材とし、尚且つ単純な計算式であり、

 描く人間によって差は生まれず、誰もが同じ認識を持つ事が出来るのだから。

~ ここからは情報や問題への考え方の話なので無理に読まなくても結構です ~

 ☛ 場合によっては不快な思いをされる場合もありますのでご了承ください

◆ Pivotの短所に対する対策は可能? ◆

 概可能です。とだけ伝えておきます。

 私は既存の物では満足できる精度ではなかったために

 計算式とアプローチを含めオリジナルの物を自作致しました。

 また既存のPivotを超えたオリジナルPivotを作る場合において

 私の作成した物に対するヒントにあたるキーワードを残すとすると、

 投石器 / 鏡 / 主体 / 置き / 抜き

 もし自力でオリジナルの物を作られたい方は上記キーワードを

 意識されると良いかもしれません。

 個人的に思う事ではあるのですが、

 トレード上の何かしらの問題に直面した時に必要な考え方は単純です。

 何かのシステム、手法、ツールにおける短所とはつまり、

 改善されれば大きくツールの能力を向上させる = 向き合うべき問題

 向き合うべき問題が見えている上で検証・研究するのと、

 仮説も前提もなく漠然とチャートの砂上で小さなスコップ片手に

 何を探しているのかもわからないまま砂を掘り起こしている不毛な

 検証作業とは雲泥の差がある事は容易に想像が出来るかと思います。

 短所を言葉に出来た時点でそれはチャンスでもあるという事。

 今回のツールでなくても現在、向き合うべき問題を具体的に把握されている方は、

 それ自体がその他大勢の方に比べ大きな優位性を抱えた状態であるという事です。

 

◆ 無い物は作ればいい。考えればいい ◆

 その向き合うべき問題に直面した時に、何をするかです。

 何か知りたい事、調べたい事があれば当たり前の用にGoogle様に

 キーワードを打ち込む時代です。

 キーワード選定が得意な方は現代においておそらく非常に多いでしょう。

 しかし調べて答えが出来なかった時、飽きらめてしまう人も多いのではないでしょうか。

 「 調べたけど出てこなかったからわかりません。」

 私が思う負け組の思考を象徴する言葉がこれだと思います。

 与えられる情報だけがすべて。自らの思考が無い。

 だから作られた評判、作られた批判、作られた流行に

 右往左往して手法ジプシーを続け自分以外の誰かを批判する事しか出来ない。

 散々探して無いなら「 無い 」いのですから選べる選択肢は多くは無いはずです。

 「 作れば? 」と言いたい。

 しかしよくよく考えればどんな問題にしろどんな道具にしろ、

 必ず最初に解決した人・作った人がいるわけです。

 「 作る 」「 考える 」という選択肢が頭に無いというのも

 ネット社会における非常に多い思考パターンでは何でしょうか。

 情報は咀嚼する自発的な思考がなければ肯定も批判も生み出す事も出来ないのです。

 そもそも調べてわかる事は所詮「常識」です。

 相場の有名な格言を思い出してください。

  大衆は常に間違えている。 

 大衆=常識であるならどうです?

 しかし常識を知らなければ裏も表もわからないのです。

 常識を知った後にやる事は常識と向き合い、そこにある

 矛盾や問題、短所に気づき、考え、作る作業です。

 「 作りましょう 」「 考えましょう 」

 自分で見た事考えた事は何より誰より信用できる情報です。

 自分で作れば時間的コスト以外は掛かりません。

 自分で考えれば知識は資産となり、その情報自体を運用する事も可能です。

 自分で思考すれば誰かが作った常識に振り回される事もありません。

 問題は把握している。

 しかし誰かに学ぶお金も余裕もない。

 だけど諦めたくない。

 それならある物を使うだけです。

 頭と時間を使えばいいのです。金銭的コストは無し!

「 作りましょう、考えましょう」

◆ Takayama sling Pivot(タカヤマ・スリングP)詳細 ◆

特徴:

 独自計算式とアプローチ、主体を波に置きターゲットを明確に。

自作キーワード:

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